重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意しましょう

現在、町内においてマダニを媒介とした感染症「SFTS」に感染した猫が数例確認されています。

この感染症は死亡率が約4人に1人と危険度の高い感染症です。

マダニが媒介する感染症を予防するため、対策を心がけてください。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、マダニにより媒介されるSFTSウイルスを原因とする人と動物の共通伝染病です。

 人の主な初期症状は発熱、全身倦怠感、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)で、重症化すると死亡することもあり、患者の約27%(※)が亡くなっています。特に、高齢者では重症化しやすいと考えられています。

 犬や猫等の動物では、発熱や食欲不振の症状がみられ、発症した猫の約70%(※)が死亡しています。

 

  ※重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)より

 

人への感染経路・感染状況

 感染したマダニに咬まれたり、発症している動物の排泄物や体液に接触することで感染します。

 感染した猫からの咬傷…

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